お休み中のひとりごと②

週末、蔡国強の『宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる』を観に行った。

 

行く前にSNSで調べることはしなかったから、良い意味で想像と全く違って素晴らしかった。

もう1回観に行きたい。たぶん行く。

 

どの作品も展示も美しくて、あの空間を切り取って、抱えて帰りたかった。

印象的だったのが、《闇に帰る》(返回暗黑)という作品と、横で流れていた制作風景のビデオ。

画面に映る作品はたくさんの色が使われていて、横の作品の制作風景だなんて途中まで分からなかったのだけど、作品は銀河の天体写真のようで、作品名を見て、なんだかいろんなことを考えた。

 

久しぶりに美術展に行って、もの凄いエネルギーで制作された作品を観るにはエネルギーが要ることを思い出した。

現代美術にも科学にも詳しくないのが少し残念だったけど、すぐにどうこうできるものではないので仕方がない。

 

そういえば、出口のグッズ売り場に『三体』が陳列されているだろうと思っていたけど、置いてなかったな。

お休み中のひとりごと

昨日買った花が、思いつきで選んだ割に良い感じだったから、Instagramにアップして、

ついでに今までの花をハイライトにまとめようと思って、アーカイブを遡っていたら、

友人からもらった花束の写真があって、

誰からもらったのか書いてないし、

いつもらったのか、どんなシチュエーションでもらったのか思い出せないのに、

ああ、これは絶対に彼女だろうなって直感的に思い浮かぶ顔があって、

たったこれだけのことだけど、もの凄く温かくて幸せな気持ちになった。

 

頻繁に会って、何時間もお喋りして、一緒に旅行する友人がいて、

(基本的に他人と旅行なんて考えられない人間なのに…)

そんな友人がいること自体が幸せなのに、

随分前の素敵な花束の写真を見て、

その彼女からの贈り物だと確信を持てたことにも、

時を経てまた幸せな気持ちを味わえたことにも感動した。

 

最初からずっと仲良しだったわけじゃないし、

共通の趣味みたいなものがあるわけでもないし、

何でこんなに仲良しなのか聞かれても答えられないけど、

少し前から、わたしは勝手に彼女のことを親友って呼んでいる。

6月 散財帳

散財帳を読んでくれる人がいるようなので、またしばらく書きます。

 

  • OLAPLEX No.3 Hair Perfector
  • davines ヌヌ ヘアマスク

髪が長い&強めのパーマをかけたことで髪がバサバサになっており、誰かが良いって言ってたなという曖昧な記憶を頼りに買いました。結局、誰がおすすめしていたか思い出せません。でもOLAPLEXはMARiAがREDで紹介してたから、使うのが楽しみです。

 

  • A'pieu クレンジングオイル
  • A'pieu ジューシーパンウォーターティント

    【2個購入で500OFF】ブラックヘッド/ホワイトヘッドをすっきり!毛穴番長ミンジ クレンジングオイル / 洗顔 メイク落とし

クレンジングオイルはずっと魔女工場を使っているんですが、飽きた。違うものを使ってみたいなと思って調べて、いろいろ見過ぎてどうでもよくなってきて、ビタミンカラーで見た目が好きなものを買いました。

ジューシーパンシリーズを何本か持っていて、今回ツヤっぽいのが欲しくて買ったんですが、ウォーターティントって書いてある割にスパークリングティントよりマットな気がします。でも、使いやすくて個人的には一番好きです。

 

  • クリアターンエッセンスマスク サンリオコラボ

メンヘラだの地雷だの言われようとサンリオが大好きなので、こういう消耗品とのコラボは嬉しいですね。しかも、クリアターンの大容量タイプって30枚入ってて1,000円くらいなんですよ。蓋はシール式だし、液がひたひたって感じでもないですが、朝の化粧水代わりに使うマスクシートとしては程良いです。限定品で在庫限りのようですが、まだMaison KOSEにもAmazonにもあるので欲しい人は見てみてください。

 

  • excel アイシャドウ ピーチホリック

顔に透明感が欲しい、なんだかメイクが気に入らないと騒いでいたら、友人に「透明感も出るし、PC的にも合うから試してみて」と勧められたので買いました。アイメイクを控え目にしたい時に使っています。年齢のせいか、暇になったせいか分かりませんが、肌の粗が気になって仕方ないです。街中を歩くと、今っぽいメイクをした若い子がたくさんいますよね。自分が時代遅れのメイクをしている気持ちになるし、完全に迷子です。

 

あとは、ZARAのセールでサンダルを買ったり、夏用にSPF/PAの高めUV化粧下地を買ったり、本も何冊か買ってます。(順番待ちのコスメがまだあるので)Qoo10のメガ割でコスメを買わなかったんですよ。なので、6月の散財帳はこれくらいです。

 

12月と、ついでに2022年の雑記

もう1月も半ばに差し掛かっているので、記憶がなくなる前に書きます。

12月は普段の私から考えられないくらい毎週末友だちに会っていたし、

マッチングアプリもちゃんとやったし、

たくさんの会いたい人たちに会えて楽しかった年末でしたね。

仕事はとても忙しくて(勝手にプレッシャーを感じて)とてもつらかった気がする。

でももう気がするレベルまで忘れてしまっているというか、どうだったっけ、確かつらかったって感じになっている。人はこうしてまたたくさん働くのかもしれない。

 

年始にその年の目標を立ててるんだけど、去年の出来はまあまあかな。

ストレッチをする→ピラティスやってたからまあ達成
月ごとに記録を書く→半年分は書いたから△
物を増やさない→無理
行ったことない土地に行く→軽井沢にも青島にも行ったので◎

 

たくさん働いて、初めましての人にたくさん会って、楽しい1年でした。

(忙しいと全体的な記憶がなくなるね…)

黄色い季節

10月の雑記帳を書いてなかったことを思い出し、そろそろ11月も終わってしまうのでまとめて書きます。こちらは日常編。余力があったら恋愛編を書きます。

 

10月11月は本をよく読んだ。読みかけの本も数冊あって、読み終わった本が6冊あるからよく読んだと言っても良さそう。ブクログをやっているので、知りたい人がいたら教えます。まだ積読がたくさんあるので、年内にあとどれくらい読めるかなー。

 

毎年のことながら、秋冬は仕事がまあ忙しいし、なんとなく情緒が安定しない気がする。見事に10月は落ち込むことが多く、自分の軸みたいなものがブレブレだったし、11月前半もダメダメで、ようやく回復してきたかなと思ってるところです。ボロボロの中で読書は癒しで救いだった気がする。

 

暇だとろくなことを考えないので、仕事や思考をふさぐような趣味を詰め込むのが情緒が安定すると思ってるんだけど、仕事はほどほどにしようね。

自分が早朝から夜遅くまで働いていて、SNS開いた時にみんなが楽しそうに遊んでいるのは結構くるものがあるんだなと…(SNS見るなって話でもある)

 

脆くなったものを立て直すために、とりあえずゆるい目標を決めて日々食事制限をしてトレーニングもして、ある程度許容範囲の見た目になって初めて「うん!わたしは大丈夫!」って自分に言える感じ。条件付きの自信って感じで危ういなと思うけど、経験上しばらく維持できればちゃんと復活するはず。

 

こういうのって一緒にいる人が疲れちゃうよって言われたこともあるけど、誰かに依存してどうにかしてないだけまだマシで、そんなこと言われても困るので言わないでくださいね。

 

そんな中でも、心配して遊びに連れ出してくれる親友もいて、思い切って声をかけたら楽しくお酒やお茶に付き合ってくれるTwitterの人もいて、とても嬉しくて、そんな優しい人たちが毎日幸せだといいなと思っています。

 

そういえば、自分で買っても人からもらっても良いんだけど、クリスマスプレゼントに詩集がほしい。小学生だか中学生の頃、母からフジコヘミングの詩集をクリスマスプレゼントにもらって、当時は何でこれ…と思ったけどなんだかんだずっと持っているし、温かくて愛だなと思う。ので、おすすめの詩集があったら教えてください。

9月のメモ

気がつけば、もう9月も終わる。気温はちっとも、ぽくないけど。

そろそろ秋めいてぐっと涼しくなってほしい。

 

9月はいつもより更に早く過ぎていった。

まだわたしの心は9月半ばに置き去りになっていて、心の休息がほしい。

当たり前にそこにいた人が亡くなって、もう言葉を交わすことも会うこともできないのだという現実を実感するのに時間がかかっている。

今の文章を書きながら、ああ、そうか、そうだよなと思うほど。

定期的に手紙を書いていて、7月に暑中見舞いを出したばかりだった。また手紙を書く時期に届かない現実を実感して泣くんだと思う。

形見がほとんどなくて(残っていた形見は父が捨てていた)わたしにあるのはたくさんの思い出と忘れてしまうかもしれない不安。

まあ広い家に何もないことはないと思うので、そのうち探し出してこようとは思っている。

 

9月の余暇の過ごし方は読書にしたのに、そんな余裕がなくて読めなかった。なんだか10月もバタバタして余裕なく終える気がしている。

バタバタするってあちこちせわしなく動いて忙しい感じがして良いよね。忙しいだけでは伝わらない慌ただしさがよくわかる。

 

他人から見ればそんなに無理しなくてもという感じなんだろうけど、これはもうわたしの価値観で考えて、やらないことができないから、仕方ない。

 

年末まで残り3か月で仕事も忙しくなるから、自分の心と体の調子には十分気を配ってやっていきたい。気分転換に友だちとお茶したりお酒飲んだり、楽しい時間を増やしたいね。

秋冬の余暇

このくらいの時期から春まで仕事が忙しくなって、余暇の使い方が下手になる。忙しい時ほど余暇を活用して気分転換したほうが良いし、なにより下手なままだともったいないから、去年は月ごとに余暇のテーマを決めてしまった。9月は読書、10月は展覧会、11月は絵描き、12月は映画鑑賞という風に。せっかくの余暇だから気分で好きなことすれば良いのにと誰かに言われそうだけど、これが意外と性に合っていた。読書がテーマの月なんて、少し時間ができれば迷わず本を取り出していた。

元から好奇心が多く、何をしようかと考えているだけで時間が過ぎていくような人間なので、決まったテーマがあるだけで検討時間を省略でき、やることにたっぷり時間を使える。それに、日々多すぎる選択肢から取捨選択することを繰り返しているからか、制限があることは悪くなかった、むしろラクでよかった。

わたしは長い間なんとなく、余暇とは有り余った時間のことだと思っており、有り余るというくらいたくさん時間がある状態を想像していた。余暇という言葉の大人っぽい字面もやわらかな響きも好きなのだけれど、わたしには余暇と呼べるほどの時間がないと思っていた。ところが日本国語大辞典によれば、余暇とは仕事の間のひま、仕事のないあまっている時間らしい。そのことを知った時、何が変わるわけでもないのに、なんだか良い気分になった。普段使わない鞄から紙幣が出てきた時のような、そんな感じだ。

今年の秋冬の余暇のテーマはまだ決めていない。もう9月も始まったというのにのんきなものだ。積読も溜まっているし、観に行きたい美術展もあるし、インプットだけではバランスが取れないからアウトプットも欲しいし、と考えていると去年と大差ないテーマになりそうでおもしろくないが、いくつもテーマを決めたところで上手くやりくりできないので仕方がない。うーん、そうこうしているうちに9月が終わる気がしてきた。そうなったら10月から運用することにしよう、これくらいのルーズさ、もとい余りが必要なのかもしれない。