週末、蔡国強の『宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる』を観に行った。
行く前にSNSで調べることはしなかったから、良い意味で想像と全く違って素晴らしかった。
もう1回観に行きたい。たぶん行く。
どの作品も展示も美しくて、あの空間を切り取って、抱えて帰りたかった。
印象的だったのが、《闇に帰る》(返回暗黑)という作品と、横で流れていた制作風景のビデオ。
画面に映る作品はたくさんの色が使われていて、横の作品の制作風景だなんて途中まで分からなかったのだけど、作品は銀河の天体写真のようで、作品名を見て、なんだかいろんなことを考えた。
久しぶりに美術展に行って、もの凄いエネルギーで制作された作品を観るにはエネルギーが要ることを思い出した。
現代美術にも科学にも詳しくないのが少し残念だったけど、すぐにどうこうできるものではないので仕方がない。
そういえば、出口のグッズ売り場に『三体』が陳列されているだろうと思っていたけど、置いてなかったな。